加工方法
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立体加工
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マシニングセンタ加工

ワイドな加工範囲、高剛性、繊細且つスピードを兼ね備えたマシン。
「工具自動交換機能」が備え付けられていることにより、様々な加工法を無人で行うことが可能なため、効率の良い加工ができます。
3Dデータがあればゴムであっても3D形状の複雑な加工も可能です。
プラスチック加工で導入したマシニングセンタをゴム加工部門にも導入したことは、亜木津工業のゴム加工の歴史の中でも1つの大きな分岐点となっています。
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NCフライス加工

NC制御機能が付いたフライス盤です。
刃物が付いた主軸は上下にのみ動き、材料を固定したテーブルは前後左右に動きます。
主に立体的な製品の削り出しや正確な穴開け加工に使用しています。
全自動のマシニングセンタに比べ、切込みが深かったり、切削速度の速さが必要な切削の場合はNCフライスが適しています。
マシニングセンタ導入後も変わらずフル稼働しています。
旋盤加工
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複合CNC旋盤(4軸)/汎用旋盤

丸形状の加工品の製作は旋盤加工で行います。
NC旋盤、汎用旋盤以外に半自動NC旋盤もあり、加工内容や数量によって使い分けています。
なぜNC旋盤だけでなく汎用機も保有しているのか?
それはお客様の小ロット、短納期のご要望に柔軟に対応できるようにするため。
NC旋盤では加工が難しい形状も汎用機だからこそ加工できる技術とノウハウが亜木津工業にはあります。
4軸の複合旋盤は、刃物を正面・側面方向に取り付け可能で、正面穴・横穴を同時加工したり、ポケット・形状加工もできる為加工工程短縮につながっています。
ウォータージェット加工
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ウォータージェット加工

ウォータージェットとは、高圧をかけた水でゴムやスポンジをカットする機械です。
約0.1~0.2mm程のノズルから噴射される水は、ゴムでは厚み70mm程度、スポンジなら150mm程度までをカット可能です。
ウォータージェット加工で製品が完成するものもあれば、立体・旋盤加工品の前工程の形状加工で使用することも多いです。
また、硬い材料や難削材料を加工する際は、水に研磨剤を混ぜることで抵抗を減らして加工します。
ジョイントシート
スポンジ
その他薄物材料
プロッター加工
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カッティングプロッター/レシプロカッター

カッター刃のついた駆動部がCADデータ通りに動き、形状加工(カット)します。
主に厚み5tくらいまでのゴムや薄物軟質材を加工する際に使用します。
小さい穴は駆動部に取り付けられたペンで、表面にサイズ通りの穴形状を描き(ケガキと言います)、製品形状加工後にポンチ刃でそのケガキ線を狙って手加工で穴開け加工をする場合もあります。
小ロットの際には抜型を作らず製品が作れるため有効な加工方法です。
カッティングプロッターとの違いは、刃が水平に動くだけではなく上下(垂直方向)にも高速で動く為、1回切りでカットが可能、高さ調節が不要、厚くて硬い材料や厚物スポンジも加工が可能、という点です。
従来は同じ目的だとウォータージェットを利用していましたが、レシプロを導入したことで加工の幅が広がり、生産性が向上しました。
スリット加工
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スリッター加工

主にゴムの長尺の帯状製品を製作する際に利用する加工設備です。
刃物が鋭いリング状になっているため、切断面をきれいで均一に加工することが可能です。
スライス加工
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スリッター加工

ゴム素材を厚み方向にスライスする加工方法です。
スライサー(水平裁断機)を使用し、出したい厚みを設定して材料を入口から挿入すると出口から出てくる時には指定の厚みになります。
設定方法によっては角度のついたスロープ形状の加工品も製作可能です。
ラミネート加工
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ラミネート加工

ゴムシートの巻物の片面に両面テープを貼る時に使用します。
片面に両面テープ付の製品は意外と多いため、一気に巻材料に貼ることが可能なこの機械はとても便利で重宝しています。